自分で撮った写真を同封
同じ趣味を持つ人とつながりたい、そんな思いで文通をはじめた方は多いでしょう。
自分の好きなことについて、思い切り語り合うのはとても楽しいものです。
写真で語り合う
最近では、写真を撮ることが趣味だという方もずいぶん多くなりました。
デジカメやスマートフォンで手軽に撮影ができるようになったことが大きいでしょう。
多くの人が撮った写真をSNSなどで公開していますが、文通相手にお気に入りの作品を送るのはどうでしょう?
たくさんの人に何枚でも見てもらえる時代だからこそ、とっておきの写真を、たったひとりのために撮る。
送る相手を思い浮かべながら撮った写真は、送る人にとっても、受け取った人にとっても、きっと特別なものになるはずです。
写真と文章で伝わる、まだ見ぬ景色と風景
同じ趣味を持つ者同士、テーマを決めて写真を送り合うのも楽しいものです。
春の風景、お気に入りの場所、最近食べた美味しいもの、手紙を書く時に座る椅子など、同じテーマで写真を撮り合い、エピソードを添えて手紙に同封。
お互いの写真を見て、感性が似ているのを発見して嬉しくなったり、相手の切り口が全くちがうのに驚いたりと、一人では味わえない楽しみが湧いてくるはず。
その感想を書いてまた送り合えば、「今度はこんな写真を撮ってみよう」と、世界はどんどん広がっていきます。
まずは身近なものを自分の感覚で
普段あまり写真を撮らない方も、身近なものを撮影して、手紙と一緒に送ってみてはいかがでしょう。
写真の上手い下手は関係ありません。
なんとなく気になったものを、気軽に、自分なりの感覚で切り取ってみましょう。
あなたが撮った一枚は、あなたの人柄を伝えてくれます。
これまで文字だけでつくられたあなたのイメージが、一気にふくれあがるのではないでしょうか。
緩やかな手紙のやりとりに写真をプラス
知らない人同士が、手紙を通してゆっくりとお互いを知り合う。
そんな風に言うと、文通というのはなかなかドラマチックなものです。
スピードと情報があふれた世界の中で、手紙に書かれた言葉だけでお互いを知るというのは、他の人間関係とは全くちがうもの。
その緩やかなやりとりが文通の魅力ではありますが、手紙に同封された写真は、その流れをほんの少しだけ速め、お互いの距離もほんの少しだけ縮めてくれます。
もう長いこと文通が続いている方も、次回の手紙には一枚の写真を同封してみてはいかがでしょう?
また新しい話題が生まれるきっかけになるはずです。